【一日一作プロジェクト】2022年の作品群を紹介中。ランチの後はカルメンと
「大雨&強風の中、美術館へ駆け込む〜」
まるで避難所(笑)。そういう人でいっぱいかなぁと思ったら、なんと館内貸切状態。しーーーん。なんという静けさ。平穏。
「雨と風が、ガラスを叩く音をBGMに」
ゆっくりと作品を見て回る。マラガ市の美術館なので、マラガの風景や画家を紹介するコーナーが。
「パロ地区の海岸だ〜」「さびれた漁村って感じなのに、今やレストラン通りだね」
昔と今を比べられるのがおもしろい。かと思えば、現代アートのコーナーも。いろいろな素材で作られた立体アート、空間アート。遊び心があって楽しい〜。
「早く制作に打ち込みたいなぁ」「手続きがうまくいくといいね」
もう、その言葉が悲願のようになっている。手続き問題が終わらなければ、私の人生は再リセット、再スタートできないのだ。
「そろそろ映画館に行こうか」
傘をさして、再び大雨&強風の中へ。マラガっ子にとって13度は極寒。手足が凍えてくる。なんとか体が冷え切る前に映画館へ。本日鑑賞するフランス映画は「Las cosas sencillas」。これが、おもしろいのなんの。
「音声はフランス語で、字幕はスペイン語」
登場人物がまたよくて。笑いあり、しんみりあり。最後はハッピーエンドで、大笑いしながら映画館を出る。こうでなくては〜。どんなにいい映画でも、希望のないラストはいやだ。
お茶を飲んで、通りに出る。なんかさらに寒くなってるけど〜。通りの温度計を見ると11度。はっ?そこに強風が加わって、体感温度は5、6度なんじゃ。
「マドリードは今、9度だって!」「はぁっ⁉︎」
真冬やろ〜。カルメンと別れバス停へ。ところが。ここで大問題が発生。
「20分に1本のバスが故障で来られなくなり、結局40分待ち」
途中から、体がゾクゾクしてきた。いや〜まずい。これ、絶対体調を崩すパターンやん(涙)。タクシーに乗りたくても、1台も通りかからない。バス停前の教会の背後に
「怪しい雲が〜」
異常気象にさせられとるんちゃう?(写真)。体をガクガク振るわせながら、なんとか家に帰還。体の芯まで冷え切ってしまい、まさかの湯たんぽ登場。食欲もなく、湯たんぽを抱えてベッドへ。
「まだ手続き関連で飛び回らなきゃいけないのに」
いったいどうなるのか。はたして、回復できるのか。明日はニンニクと生姜、フルーツを買いに行こうと思いながら、ベッドの中で震えていた(明日に続く)。
みなさま、すてきな1日を。