【一日一作プロジェクト】2022年の作品群を紹介中。翌朝、起きると
「38度台の熱はすっかりひいていた」
とはいえ安静第一。水分やビタミンを摂り、ベッドに寝っ転がる。お昼の温かい時間に、買い物や散歩。体力消耗が激しいので30分程度。それでも頭痛はなくなり
「左の顔と鼻の付け根に、痛みが移動」
ペラック錠も効果抜群。唾も飲み込めないほどだったのに、2日目の夕方には快方へ。このまま、いつもの鼻風邪に移行して治ってくれれば〜。食欲がなく、料理する気はさらになく、近所の定食屋へ行き
「おばあちゃんの作る野菜とひよこ豆のスープ」
を食べる(写真)。この地区では、知る人ぞ知る人気の店で、80代のセニョーラがキッチンを取り仕切っているのだ〜。さらに帰り道、家族経営の小さなテイクアウトのお店で
「手作りの魚介類スープ・細麺入り」
を買って帰る(写真)。夕食は、これを小鍋で暖めればOK。ポイントは料理という料理に、刻んだニンニクや生姜を加えること。これで免疫力アップ。細菌やウィルスとの戦(いくさ)に立ち向かう。
「デザートはいちご」
これで300円(写真)。フルーツ天国のスペインにいると、イチゴ、マンゴー、ブドウ、オレンジなどを山のようにキロ単位で買って、ローマ人のようにひたすら喰らって横になっておればいいのだ。
帰り道に空を見上げると、ものすごい勢いでケムトレイルが撒かれていた。セマナサンタから始まった大雨、ドン曇り、強風、寒気。せっかく青空が顔を出そうとしても
「あっという間に曇りになってしまう」
さて。夜になると微熱が。眠りたくても、左の鼻の付け根がズキズキと痛み、眠れない。なんなん、この顔半分を執拗に攻撃してくる痛みは。
「咽頭炎から次のフェーズへ」
進行中。さらに痰も始まり、にぎやかになってきた。鼻を噛むたび、痰を吐き出すたび、それが黄色の物体なので、まだまだ戦は続きそう。コンコンゲホゲホ。枕を高くして寝ていると、
「ずるずるずるっ」
と、左の鼻の中を正体不明の物体が降りてきた。まぁ、鼻水なんだろうけど、それがものすごい存在感、というか液状じゃなく固形というか。とにかく正体を見極めるために、思いきり強く鼻をかんでみる。と・・・
「えっ?はぁっ?なにこれ⁉︎」
見たこともないような物体が、ティッシュの中にうずくまっている。これが、私の鼻の中から出てきたということが信じられず、思わず写真を撮ろうかと思うくらい。まさに
「不思議な生物」
濃い黄色のゼリー状の塊。ほぼ固形。3センチくらいの大きさで、血が混じっている。どう見ても今作られたものでなく、
「私の体の中にずっとあったものが、外に押し出されてきた」
という感じ。なんなんじゃ〜、これは。あまりの驚きで、しばらく見入ってしまった。そして。気がつくと、さっきまで私を打ちのめしていた顔と鼻の付け根の痛みは、すっかりなくなっていた。
「すごい。人間には、異物を外に出して体を治そうとする力、システムが備わっているのだ」
体調は悪いけれど、不思議な感動に包まれて眠りにつく。明日はよくなっていますように。なんせ明日は、ダンス仲間のグロリアが
「預けていた荷物を持ってうちまで来てくれる」
お茶を飲めるくらいには回復したい。はたして。豊橋の父から、庭の写真が送られてきた。完全に雑木林(笑)。このボーボーなのが好き。小松菜やレタスから伸びた花が
「全て父の大好きな黄色い花」
なのがうれしかった。知らずに植えたら、全て黄色だったのだ。光の色、幸せの色。希望の色。
日本は桜が見頃ですね。桜レポートに元気をいただいています。みなさま、すてきな1日を。