【一日一作プロジェクト】2022年の作品群を紹介中。お隣の田原町にある「長仙寺」へ。
「誰も知らない田舎の寺」
だと思っていたら、いきなり入口に「徳川家康公本陣跡」の石碑が〜。おぉお。観光地なのか?小首をかしげながら境内に足を踏み入れると
「ひとっこ1人いない」
しーーーーん。鳥の声だけが〜。のどか〜。お寺の人にも全く会わず、貸し切り状態。のびのび〜。どんな角度で写真を撮ろうとも、映り込む人なし(笑)。
「いいところだなぁ」
父がぽつり。階段が少なく、座って休める場所もあり、駐車場から境内まで歩いて1分。ぐるりとひと巡りしても30分弱。父にぴったりのコース。
「お参りしよう〜」「えーと、小銭あったかな」
ゆったり1人ずつお参り。「家族が健康でありますように」。そして、これから始まる「手続き問題が無事解決しますように」。手を合わせていたら、ふいに
「涙が出そうに」
なった。人生には「祈る」ことしか、できない時もある。どんなに力を尽くしても、はね返され、突き放され、翻弄され、天命を待つしかないことが。
「ここに座って休もっか」「ぽかぽかだなぁ」
太陽教の私たちは、座れる場所を見つけるたびにひなたぼっこ。「お寺で日光浴」なんて、めちゃパワーアップしそう〜。
「よくポールなしで歩けたねぇ」「今日はなんだかよく歩けるなぁ」
笑顔の父に、ほっ。ここまで来て本当によかった。小さいけれど、見どころたくさんの長仙寺。田原市にお越しの際はぜひどうぞ〜。私はといえば
「瓦屋根の上にたたずむ聖獣たち」
に夢中。地面に置かれたお寺のパーツとか(写真)。今年のもも展、どんなふうに作ろうか。大サイズの作品を制作できるよう、実は家のインフラ整備のかたわら「作業場」もしっかり作り上げた。
「作業場を使わないままスペインへ?」
いや、やっぱペイントしてからやろ〜(笑)。湧き上がる衝動。情熱。その一方で「いやいや、それより荷造りでしょ」という冷静な声も。聞こえてはいるが、
「それは情熱の炎によって、瞬く間に消されてしまうのだ〜」
ってか、そんな声は焼き尽くしてしまえ〜(笑)。さてはて。アトリエオープンにたどりつけるのか。
みなさま、すてきな 1日を。