【一日一作プロジェクト】「ティントシリーズ」を紹介中。お腹ぺこぺこで蒲田駅へ帰還。
「焼肉丼ランチに誘われて〜」
ふらふらと定食屋へ。カウンターには男性陣がずらり。ボリュームたっぷり。めちゃうま〜。連日12000歩以上なのもあり、ぺろりと完食。羽田空港へ行くのが夕方なので、今回初めて
「ホテルのデイユースを利用」
ベッドにひっくり返って、ひたすらごろごろ〜。なんという幸福感。持ち込んだデザート&紅茶を味わいながら、4時間のシエスタ。なんちゅう贅沢。
「スペインのメールでもチェックしておくか」
これが恐怖の幕開けだったのだけど、手続き問題。マラガに着いた翌日からさっそく
「朝9時に打合せ」「午後からは中距離バスで隣町へ打合せ」
が入っていた。容赦ないな。さらに、その次の日も丸一日打合せ。息つく暇なし。旅の疲れは、駆け回りながら取れと?
これまでは、日本を朝出発し、スペインに夜到着のパターンだった。へとへとでマラガへ着いても、そのまま寝ればいい。が、今回はマラガ着が朝の10時半。そのまま「長い1日が始まる」パターン。そこで、はっとする。
「これは、飛行機の中で寝ないと大変なことになるのでは?」
しっかり寝ておかないと、マラガ到着後、長い1日にとても耐えられそうにない。そうか。私の搭乗目的は、寝ること。あれは
「飛行機の形をしたホテル、座席の形をしたベッド」
なのだ。そうメンタリティを整え(自己洗脳)、いざ搭乗。私の乗る便は、高校生の団体客と一緒。春休みの旅行らしく、ざっと100人くらいの制服軍団が〜。
「これは満員だろうなぁ」
と、あきらめモードで飛行機に乗り込む。と、なんと。私の座った3人席。隣は2席とも空いている。
「うそ。横になって眠れるの⁉︎」
きゃーーーーーーっ。こんな幸せが〜。何という幸運。ここのところ、いつも飛行機は満員。あまりの歓びで夕食中も
「あぁあ、早く眠りたい。横になりたい」
わくわくが止まらない〜(笑)。東京の夜景は、すばらしかった。どこまでも広がるイルミネーション。光のじゅうたんの中を、真っ暗な川が蛇行して。高校生たちは大喜びで窓にへばりついていた。今回のルートは
「北極点を通過する」
らしい。東京からヘルシンキまで13時間。夕食が終わるのを待って、寝る体制に入る。枕を作り、毛布をしきつめ、
「ごろり」
おやすみなさーい。たぶん10分くらいで爆睡。何度か寝返りを打ったのは覚えているけれど、目が覚めて時計を見たら
「6時間寝ていた」
うそ。そんなに?横になると、睡眠の質は格段にアップする。まだ機内が暗いので、再び横になる。するとまた熟睡。目が覚めると、いつのまにか機内が明るくなっているではないか〜。
「ええっ、フィンランド到着まであと2時間⁉︎」
うそ。ずっと寝てたんかい〜。映画、早く見ないと。「ミッション・インポッシブル」見たかったのだ。あわてて見始めるも、朝食や機内アナウンスに阻まれ、何度もストップ。
「うわっ、着陸まで40分。なのに、まだ映画は1時間半近くある〜」
仕方ない。早送りだー。しんみりした会話は全てぶっ飛ばし、ひたすらアクションパート。それでも
「当機はあと10分ほどで〜」「まずい。必殺早送りじゃー」
ストーリーの詳細はまるでわからないが、大切なのはトムクルーズが戦って、悪者がどうなるか。なので(ひどいな)、ラスト10分へ飛ぶ。なんとかラストを確認。おなじみのテーマソングが流れ出した瞬間
「フィンランド・バンター空港に着陸致しました」
ぎりぎりかよ〜。横になってしっかり眠ったせいか、頭は冴えざえ。体も軽い。ふと、窓の外を見ると、真っ白な雪が。気温は0度。
「ひぇ〜、真冬に逆戻りじゃあ」
乗り継ぎ時間は約2時間半。はたして、温かい紅茶とサンドイッチにありつけるのか。なんせ時刻は朝の4時。お店、開いているのかしら?(明日に続く)。
みなさま、すてきな1日を。