命花

【一日一作プロジェクト】「命花」を作った(2022年の作品を紹介中)。病み上がりの体を引きずり

「バスでセントロへ」

支払いやコピー、打合せなどをのろのろと。ショーウィンドウの中のフラメンコドレスに心を洗われる〜。マラガに太陽が戻り、連日20度で暖かいのだけど

「温度調節がまだうまくできず」

上着は手離せず。ほとんど同じ格好(笑)。見回すと、半袖がかなり増えたなぁ。帰りにどこかでランチを食べようかと思いつつ

「部屋でゆっくりしたい」 

気持ちの方が勝つ。なんせまだ、ベッドで過ごす時間がのべ14時間くらい。回復中とはいえ体が重く、夕方には微熱が出る。今朝も手続き問題で

「メール作業を3時間ほど」

スペイン政府と日本政府の両方にメール。スペインの関係者にも。病み上がりにはかなりこたえる。とはいえ、プロの手続き管理業社に手伝ってもらっているので、解決できそうなポイントに向けて新たに動き出す。

「マドリードでもバルセロナでもどこにでも行きます!何でもやります」

必死で訴える〜。なんせ必要書類はあと1枚。それも、問題はその中の1箇所。扉は目の前に〜。しばらくバタバタが続くけれど、体調は回復しておりますので、みまさまご安心ください。打合せに付き合ってくれたクリスティーナが

「何かあったら、連絡は私へ。名前と電話番号をメモって」

と力強く言ってくれて。支えられているのを感じる。頼りになるクリスティーナに感謝。実は昨日、あまりのショックで免疫システムが崩壊しかけ、とても1人で立ち向かえそうになく、

「打合せに付き合って」「心の支えが必要」「一緒にいてほしい」

とお願いしたのだ〜。家に戻ると、いくつも新着メールが。再びメール作業。日本とスペイン、あちこちと同時進行でやりあっているので、情報のアップデートがすさまじい。聞き慣れない書類や証明書に

「はっ?」「何それ?」「どこで?」「どうやって?」

と、エネルギーの消耗が激しい。とにかく今週が勝負。なんとしても解決法を見つけ出すのだ〜。

マラガにいながら、フラメンコ教室にも全く行けておらず。セマナサンタのパレードも全てパス、友達とのランチも打合せ半分。なんだか別の空間に住んでいるみたい。

「命花(いのちばな)」

自分の中にある命の花に、元気をもらって。涙や絶望さえ養分にして、心は花を咲かせる。最高の味方は、自分の中にあり。「命」文字。

みなさま、すてきな1日を。

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