「マラガ滞在ガイド」企画
秋の旅行シーズンにからめ
「村の一つ星プチホテル」を
今日は紹介します。
観光ガイドには載っていない
ような素朴でシンプルな
村のプチホテル。
左の写真は「一つ星ホテル」。
ホテルと言わずスペインでは
「オスタル」「ペンシオン」とも
言います。
このカテゴリーの宿泊施設は
なんといっても安いのが魅力!
立派なレストランなどついて
いませんが、スペインでは
食事は外に出て
レストランやバルでするのが
ふつうなので問題なし。
一つ星ホテルとはいえ
正面には地中海が。
リゾート気分~!
小さな村にあるこうした
プチホテルはイースターや夏祭り
クリスマスや年末年始などの
スペインの休日・祝日を
除けば予約なしで泊まれます。
わたしの住むマラガ
アンダルシア地方には
訪れるのにほどよいこうした
「白い村」がたくさんあります。
たいていバスで行くしか
ありませんが
徒歩で村を一回りできて
観光地とはまったくちがう
アンダルシアの素顔が
のぞけけておすすめ。
村を歩いていたら
こんな「水場」がありました。
アンダルシア&アラブ風の
タイルがかわいい。
足元も、レンガ造りで、目にやさしい。
村から5分も歩くと「水道橋」に出ました。
ローマ時代の遺産がこうして突然、現れる!
というのも、スペインならでは。
ここマラガは「フィニキア人」の港町として栄え
その後、「ローマ人」の支配を受け
さらに「アラブ人」の支配を受けました。
異色の文化が栄え、入り混じった土地。
そういう歴史を知りつつ
アンダルシアを旅行すると楽しみが増えます。
「石の文化」は
日本の「木の文化」とちがい
今もその姿をとどめています。
それを「目」にする驚き。
生き生きと息づいている
古人の知恵、暮らしを
時を越えて実感する
スペインの旅です。