【一日一作プロジェクト】「情熱の涙シリーズ」を作った。久しぶりに名古屋へ。
「千夏さんともも衣の打合せ」
まずはカレーランチでエネルギーチャージ。大皿1枚を手渡され、カレー、ごはん、野菜各種、タンドリーチキン
「好きなだけ盛ってよし。おかわり1回OK」
すごくない?(チキンは4個まで)。スパイスたっぷりでさらっと完食。しばし近況報告した後は、お茶をしながら打合せ。今年の秋冬「もも展」に向けて、
「具体的に何をどう作っていくか」
サンプルの布や型紙を広げて話し合う。私はアイデアはあっても、形にする技術がなく。そこで、千夏さんが「縫い縫いセクション」を一手に引き受けてくださることに。
「格安の布地を買っておいたよ」「工業用の糸もいるね」「まずは作ってみて、それから考えよう」
走りながら考える。軌道修正しながら。試しながら。改良しながら進んでいく。私の大好きなスタイル(笑)。何事もやってみないとわからないじゃーん。千夏さんにぜひお願いしたいと思った理由は、
「遊びながら作れそう」「何でもやってみようって言ってくれそう」
わくわくを羅針盤に。作っている私たちが、まず楽しくなくちゃ〜。突拍子もなく唯一で魅力的、遊び心いっぱいの布アート。考えるだけで心が躍る〜。
「そろそろ場所も押さえないと」
千夏さんに言われ、はっとする。そういう業務的なところが私は完全に抜け落ちている。でも、千夏さんのバランス感覚があれば大丈夫。自分にない才能は
「お友達が持っている」
一緒に歩けばいいんだもーん。ももアート「とんでも服」プロジェクトスタート。秋冬の展示会目指してやるぜ〜。
「じゃ、次の型紙待ってます。どんどんください」「私はこれから布屋へ行ってきます」
打合せ終了後、その足で布屋へ。名古屋といえば「大塚屋」。さっそく大量の布を購入。できるだけ安く、色だけで選ぶ(写真)。
「3メートルずつください」「えっ」
お店の人が他のセクションから飛んで来て、3人がかりで布を広げる。すごい光景。圧巻。極彩色絵巻か〜(笑)。いつもは画材屋で絵の具を買うけれど
「絵の具の代わりに布を買う」
感じに似ている。楽しみ〜。これから形になるんだよね。意気揚々と店を出たその瞬間、とんでもないことに気づく。袋を持ち上げようとして
「うわっ、何これ」
忘れてた。布って、めちゃくちゃ重いのだ〜。これからまだ地下鉄、名鉄を乗り換え、豊橋まで帰らねばならんのに。袋に美しく収まってはいるが、9色×3メートル&1色×5メートル。
「のべ、32メートル」
まだ型紙も展示会の日も、何も決まっていないのに。この衝動、突拍子のなさが、ももきみどり。異常なし。どんどん進んでいこう。
みなさま、すてきな1日を。