【一日一作プロジェクト】「情熱の涙シリーズ」を作った。週一のベリーダンス教室へ。
「みぞおちを上げて、下げる」
それだけのことに、ほぼ20分。全力。真剣。だいたい「みぞおち」って、そんなに上げたり下げたりできる場所だったっけ?あまりにうまくできず、先生に質問する。
「あの〜、みぞおちを上げる時、お尻の穴はきゅっと閉まってますか?」
なんちゅー質問。しかし、体の1部分だけを動かすって、本当に難しい。「お尻の力を使ってはいけません。上半身だけで」「あくまで、みぞおち。ですね?」
「あくまで、みぞおち」
仲間の全員が復唱する(笑)。なんちゅー世界や。どこに力を入れ、どこを抜くか。なんだけど、私の一枚岩のような上半身は、全く反応してくれない。そして。次は、
「鎖骨を上げて、下げる」
書くと1行だけど、たったこれだけができない。鎖骨を上げようとすると、肩が上がってしまう。みぞおちが開いて、前に出てしまう。
「みぞおちを閉め、インして、胸をまくらませ、鎖骨を上げる。そして、下げる」
全力で先生のマネをしていたら、胸の周りの筋肉が攣りそうになった。いや、冗談じゃなく。56年間、動かしたことのない場所を、動かす。そのためにはまず
「その場所があることを知らなくちゃ」
ほとんど踊っていないのに、じわじわと汗が滲み出てくる。そうか、これって体の内部ストレッチなんだ。内臓マッサージに近い。体の各パーツを意識して、動かそうとトライする私の姿は、
「まさにリハビリ」
ダンスとはほど遠い。本当にベリーダンスダンスが踊れるようになるのか、不明。でも、私のゴールは「体のしなやかさ」なので、昨日より今日、今日より明日。進化しかないのさ〜。少なくとも今は
「みぞおち、鎖骨、鼠蹊部(そけいぶ)が、どこにあるか知っている」
感じ取れる。そこからスタート。そんなわけで、胸筋やわき腹を「いてて」と押さえながら、これから用事で出かけてきまーす。
みなさま、すてきな週末を。