【一日一作プロジェクト】「VALOR」を作った。先日、父と梅酒作りをした。今年は全国的に梅が不作。
「うちの庭の梅&いただきものの梅」
合わせてもこれだけ(写真)。黄色く色づいたうちの梅と、いただきものの青梅、それぞれで梅酒を作ろう〜という企画。
「へたを取り」「重さをはかり」「氷砂糖とホワイトリカーの量を決め」
手作業は続く。とくばあちゃんと母はいつも梅酒を作っていたのに、一緒に作ることはついになかった。当時、音楽屋をしていた私は、6月は演奏シーズンまっただなか。日本帰国はオフシーズンの冬にしかできなかった。それでもこうして、
「引き継いでいけることがうれしい」
きっと天国から見守ってくれてるよね〜。梅、氷砂糖を交互に入れ、ホワイトリカーを注いでできあがり。あとはじっくり寝かすだけ。
「今年もできたなぁ」「どんな梅酒になるかねぇ」
親子梅酒作りは今年も無事完了。年の暮れには、味見ができるかしら。それとも新年のお祝いに。楽しみ〜。日々、忙しいリズムで生活していると、梅酒や味噌のような
「長い時間をかけて完成する」
食材に向き合うのは、どこか神秘的でさえある。ほったらかしのようでいて、容器の中では静かに発酵や熟成が進んでいる。まさに、
「生きている」
食材。日本の伝統食品。今年は梅が不作で、どこに行っても売り切れ。残念ながら梅干しが作れず。代わりに、漬物作りでもやってみようか。
「VALOR(バロール)」
「VALOR」文字。「価値」「意義」「勇気」の意。どんなに大変でも、自分にとって「やるべき価値(意義)」のあることをしよう。大丈夫、夢中になれば、困難より歓喜が上回るのだから。
みなさま、すてきな1日を。