文字あそび・海・思い出の店

【一日一作プロジェクト】「文字あそび」シリーズを作った。マラガといえば地中海。ビーチへ近づいてみたら、

「なんなん⁉︎このにぎわいは」

まだ裸体が〜(笑)。まぁ、風は涼しくなったとはいえ、太陽の日差しはかなり強烈。寒がりの私でも半袖なのだから、11月まではビーチシーズンか〜。青い空、青い海、穏やかな地中海。

「これぞマラガ」

太陽教の本部。視界の中に、どこまでも開けた場所がある、ってすばらしい。海を見ていると、ここで終わりではない。道は続く。未知の世界に向かって進んで行こう、という気になる。

「マラガでカラフルな色のセーターを買って帰ろう」

と思っていたのだけど、お店をのぞくとクリスマス用のおしゃれな服が多い。むくむくのセーターはまだ先なのかも。

さて。ランチで思い出のレストランへ足を運ぶ。実はこのテラス席、個人的に特別な思い入れがある。前回のマラガ滞在で、オウムの「手続き問題」に追われていた頃、この席に座り、

「うまくいきますように(Todo saldrá bien)」

と、紙のテーブルクロスにボールペンで書いた。天に祈る気持ちで。手続きが難航し、絶体絶命に何度も追い込まれ、それでも希望を捨てずに、このテラス席でひとり、凍えた心を抱えてビールを飲んでいた。

「Misión cumplida」

同じ紙のテーブルクラスに、同じボールペンで書いた。「ミッション達成」。私は戻って来た。平穏をとともに。サイクルを完了するために。ひとりビールで乾杯。

今、手にしている平穏に感謝。いいことも悪いことも、全ては変わり、全ては終わる。とどまるものは何もない。

「私の次のステージは?」

マラガの風に問いかける。海に。太陽に。彼らは何も答えない。ただ、抱きしめる。無条件、無制限のハグ。私はさっきより元気になって、再び歩き出す。

どんな時も、自分らしく生きていきましょう。みなさま、すてきな1日を。

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