文字あそび・布屋

【一日一作プロジェクト】「文字あそび」シリーズを作った。本日は布屋さんへ。

「ビビッドカラーを求めて」

硬すぎるもの、分厚すぎるもの、毛の長いもの、薄すぎるものなどは「縫うのが大変」と千夏さんに教えてもらい、

「布によってできあがりがまるでちがう」

ことが、これまでの作業でわかったので「これならよかろう」と思う生地をセレクト。その中から、ビビッドクリアーな色を選ぶことに。

「これを1メートル、こっちを2メートル、これは3メートルで」

次々とカットされていく布。買うのはいいが、問題は「重さ」と「ボリューム」。まず家まで持って帰れるのか。そしてスーツケースに入るのか。

ひとつひとつは軽くても、まとまると布ってけっこう重い。名古屋の布屋で、危うく袋を持ち上げられなくなった経験が。イケアの大袋に入れ、肩にかついでみると・・・

「うっ、重っ」

わかってはいたけれど〜。その足で、自然食品店へ買い物に行くと、お店のお姉さんがレジ横にバッグを置かせてくれた。ありがたや。その時、ふと通りがかったお兄さんの目が、バッグの中へ。

「おおっ、フィエスタ(パーティ)だね!」

パーティ。一瞬なんのこと?と小首をかしげたものの、そうか。この色合い。この量。パーティでもおっぱじめると思われたんか〜(笑)。「ちがいます」と言おうとして、はっとする。

「展示会、だけど、アートで遊ぼう!なんだから」

フィエスタで正解やん。ももきみどりの展示会はフィエスタなのだ。そのことに気づかせてくれたお兄さん、ありがとう〜。

「はい、フィエスタです!」「楽しんでね〜」

お兄さんはにこにこしながら去って行った。その後ろ姿を見送りながら、不思議な気持ちに包まれていた。通りすがりの人の何気ないひとことが、

「大切な何かに気づかせてくれる」

ことがある。展示会、あらためフィエスタ(笑)。アートで一緒に遊ぼう〜!マラガレポートは明日に続く。

みなさま、すてきな1日を。

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