【一日一作プロジェクト】「文字あそび」シリーズを作った。久しぶりにインマと待ち合わせ。
「知る人ぞ知る隠れ家的なバルへ」
連れていってくれる言う。楽しみ〜。聞けばなんと、以前は「手芸品店」だったそうな。お店に着いてびっくり。
「ショーウィンドウには手芸品が」「商品棚のガラスケースをテーブルに」
当時の家具や道具、たたずまいをそのまま残しつつ、飲食店に改装。すてき〜。クラシカルな雰囲気の中、店内を奥に進んで行くと・・・
「こ、これは、パティオ(中庭)!」「テーブル予約しといたよ〜」
なんという隠れ家感。いきなり感。天からまばゆい光が降り注いでくる。「中庭」は、その名のとおり四方を建物に囲まれ、外界から完全に隔てられた、
「秘密の空間」
プライベートな楽園、オアシス。これぞ、アンダルシアの生活空間、建築様式。オーレ!馬蹄形のアーチを描く円柱、白壁、床のタイル。天を見上げれば青い空が。無機質なモダンデザインのお店が増える中、
「古きよきマラガの暮らし」
温もりを感じさせてくれる空間に、心癒される〜。外国人観光客にもまだ発見されていないようだし、マラガっ子の秘密基地を守りきろう〜。そして、メニューがまた、
「おつまみといったらこれ!」
という王道メニュー。ビールが進む〜。実は、インマは誕生日を迎えたばかり。20代に出会った私たち。もう30回近く、互いの誕生日をこうして祝ってきた。
「フェリス・クンプレアニョス!(お誕生日おめでとう)」「何があっても生き抜いていこう」
決意をあらたに。飲んで食べて笑っておしゃべりして。一気にエネルギーチャージ。シメはマラガ産の甘口ワイン&干しぶどうのデザート。チュピート(ミニグラスの食後酒)で乾杯。
インマ、30年間友達でいてくれてムーチャス・グラシアス!そして、先生として私にスペイン語を教えてくれてありがとう。まだしょっちゅうまちがえてるけど〜(笑)。
マラガの友人たちは、原始的な力強さ、たくましさ、サバイバル力に満ちている。それは、自分の大事を知り、周りをスルーし、我が道を行く圧倒的な己力でもある。マラガに身を置くと、
「私は野生味を取り戻す」
ワイルドな私を引き出してくれるマラガ、そしてマラガの友人たちに感謝。さて。腹ごしらえした後は、インマの提案でマラガのカテドラル(大聖堂)へ。訪れたことは何度もあるけれど、
「屋上まで登れるツアー」
に参加するのは初めて。眺めよさそう〜。というわけで、カテドラル屋上ツアーレポートは明日に続く。
みなさま、すてきな週末を。