文字あそび・セントロ散策

【一日一作プロジェクト】「文字あそび」シリーズを作った。朝からセントロへ。

「フラメンコドレスを眺めながら」

そぞろ歩く。かわいい〜。今回は購入する予定がないので、うっとり眺めるだけ(←かさばってこれだけでスーツケースいっぱいになりそう)。今期は「布アート」に挑戦中。そこでさっそく、

「布屋さんへ」

素材の調達に。さすがスペイン。ビビッドな色がいっぱい。幸せ〜。とりあえず、目についたものをかたっぱしらから写真に撮り、日本の千夏さんに送る。

「これはどうですか?縫えますか?」「毛が長いのは縫うのが至難の技です」「なるほど〜」

知らないこと多し。尋ねてよかった、買う前に(笑)。とりあえず、ざっと購入する素材を決め、別の布屋へ。そのくりかえし。ほしい布はたくさんあるけれど、布って想像以上に重い。

「重くて日本へ持ち帰れない」

ことにならぬよう、気をつけねば〜。さて。用事をさくさくとすませ、庶民的なバルヘ。本日のランチは、スープ・チキン・フライドポテト。デザートはアロス・コン・レチェ。もちろんランチメニューには、

「ビールが付いている!」

これぞスペイン。選べるドリンクの中に、水と並んでワインやビールが入っている幸せ。しっかりエネルギーチャージした後は、再び通りへ。バス停に向かって歩いていると、どこからか音楽が。

「まさか、これは・・・」

通りの向こうから、マリア様のパレードが音楽隊を引き連れてやって来る。道路はもちろん一時通行止め。お香の匂いが辺りに広がり、マリア像を担いだ男性達が足並みをそろえ、ゆっくり目の前を通り過ぎて行く。

「マラガに戻ってきた」

と感じる瞬間。このメロディ、リズム、香り、人々の表情、かけ声、祈りを捧げる人々。パレードで交通規制が敷かれ、バスルートが変更となり、

「バスには乗れなかったが、マリア様に出会えた」

人生はおもしろいな。何かに出会うためには、最初に何かを失わなくてはならない。遠回りついでに、アーモンドを買い、ポリポリかじりながら通りを歩く。

「本日も一万歩」

まだ本調子でないので、8000歩を越えると足が痛くなってくる。とはいえ、リハビリにセントロ散策は最高のはず。マラガレポートは明日に続く。

みなさま、すてきな1日を。

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