文字あそび・アーチェリー

【一日一作プロジェクト】「文字あそび」シリーズを作った。まだ時差で、午前中は頭がぼんやり。

「それでも、矢は打てる!」

アーチェリー教室へ飛んで行く〜。日本の朝10時がスペインの夜中2時。なので、私の体は「これからゆっくり眠ろう」としているところ、

「集中するんだ!」「敵はすぐそこまで来ている」「これを当てないでどうする」

などと、自分で気分を盛り上げながら矢を放つ。気分はロビンフッド。青空の下、木々に囲まれ、静寂の中、木漏れ日を浴びながら。なんて気持ちいいんだろう〜。

「今日はアーチェリー教室最終日なので、試合形式で行います」

おぉお。さっそく指導員の方々が、ゲームの仕方を教えてくださる。先生方がシニアなので、ゆったり和やかムード。その中に、きりりとした集中力が光る。こんな風に歳を重ねられたらすてきだなぁ。

「70になっても、80になってもできる」

アーチェリーって、すばらしい。走れなくてもできるのは大きい。やればやるほどハマってしまい、ようやく的の真ん中に、矢が集まるようになってきた。

「安定してきたね」「一連の動きが流れるようになってきた」「引きの腕が安定してる」

やっとお褒めの言葉がいただけるように。5メートルから始めてやっと10メートル。この次は18メートルと、だんだん距離が遠くなる。的の大きさは同じでも、

「的がめちゃ小さく見える〜」

ほんとに当たるんかいな〜。先生方は70メートルの距離をずばずば当てるというので、全く想像もできない。一度ライブで見てみたい。

さて。ゲーム形式では計12回、それぞれ3本ずつ矢を放つ。その間休憩はなく、ひたすら電子音(打ての合図)に従って的に向かう。中心に打てば打つほど点数は高くなり、1本でも大きく外すと勝利は一気に遠のく。

「点数が安定していること」

が、大切な要素らしい。ボール競技と違い、後から挽回、一発逆転が難しい。スコアを見れば、その人がわかるらしく、私も先生に見てもらうと

「大きくくずれない」「最後まで集中力が維持できる」「後半に向かってよくなる」

とお褒めの言葉が。うれし〜。前回のレッスンまで矢の方向がめちゃくちゃで、けっこう落ち込んでいたのだ。さて。すっかりアーチェリーに魅了された人々(←私)は、

「アーチェリー協会へ入る」

会費は5ヶ月2,000円。安っ。すぐに入会。「よっし、アーチェリーの道具を買おう」と、意気込んで先生方に尋ねたら、

「あなたのレベルではまだ買う必要はありません。うちのを貸してあげますから、まず30メートル打てるように」

と、はっきり告げられる(笑)。道具まで貸してもらえるなんて〜。まずは、練習だー。とはいえ、私の夢(ゴール)は、試合に出ることでも勝つことでもなく、

「ロビンフッドになる」

ことなので、やはりいずれ「マイ弓」手に、背中に矢を背負って、飛び回りながら打てるようになりたい。ま、その言葉は胸の中にしまいつつ、

「よろしくお願い致します」

と、会員登録完了。月2回くらい練習できそう。お日様の光をしっかり浴びたから、今夜はしっかり眠れるかな。早く時差から抜け出したい。

みなさま、すてきな1日を。

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