今日は名鉄で一路、岐阜へ。
大野さん&かなさん、ひなちゃんと
紅葉の美しい岐阜のレストラン
「326茶房」でパスタランチ。
おいしい~。
おなかいっぱいになったところで
「くつ下人形、やります」
と、ベラがリュックからココちゃん
を取り出す。これまで皆さんから
「顔つきが、蛇っぽい」などと言わ
れていたが、大野さんがぽつり。
「サンショウウオ、だよね」
「・・・・・・・」
あまりに高尚な響き。
上品すぎて、漢字も書けない。
森鴎外、だったっけ。
「似てますね、確かに」
「サンショウウオねぇ」
どうして今まで気づかなかったの
か。ココちゃん、日本に来てよか
ったね。自分が何者かわかって。
さて、ランチの後は岐阜名物
「金の大仏」を見に移動。
「おお~、大きい。金ぴかじゃー」
実は私も初めて見ましたが、
素直に感動。なにしろ豊橋から
来たのでなく、気持ちはスペイン
人観光客なので(笑)
静かに瞑想をした後は、甘いもの
を食べに岐阜商店街へ。
「鯛焼きを食べましょう!」
大野さんについてのれんをくぐると
「いいなぁ、こういうお店・・・」
と、ほっこりうれしそうなベラ。
「職人さんのお店だ」
さて、鯛焼き屋「福丸」では
写真のような機械を使って一匹
ずつ丁寧に焼かれていく。まさに
職人芸。手をかけて、心をかけて
店長の森さんが
焼き上げる鯛焼きは絶品!
「お、お、おいし~。あつあつー」
おなじみのお客さんがひっきり
なしに立ち寄り、5匹、10匹と
焼き立て鯛焼きを買っていく。
岐阜では知られたお店なのだ。
お礼にベラがバイオリンを
弾き始める。何を弾くのかと
思ったら・・・あらまぁ、クラシック?
クラシック音楽を聴きながら
食べる鯛焼きは初めてだった。
ミスマッチと思いきや
下町の情緒あふれる店構え、
店長の森さんの笑顔と
クラシックの調べは不思議な
調和の中にあった。
これが、人々に愛されてきた味
というものなのだろう。
「スペインすごろくやりましょう!」
「やりません」
大野さんは明確にお答えになり、
ひなちゃんとかなさんを誘って
店先ですごろくを振る。
優勝者は、ひなちゃん。やるな。
店先に積まれていたレモン。
スペインにもない特大サイズ。
お土産に2個、いただきました。
森さん、温かなお心遣いを
ありがとうございました。
さらに日本茶のお土産まで。
これからも素敵な笑顔で
お店を守っていってくださいね。
楽しい会話&行動力でどこでも
誰とでも輝いているかなさん、
そして、車を運転して岐阜市内を
回って下さった大野さんのおかげ
で、楽しい岐阜散策となりました。
「すごくおいしいたこ焼きを
ありがとうございましたっ」
「鯛焼きです」
大野さん、冷静なフォロー
ありがとうございました。
(「ニッポン再発見記29」に続く)