ついに、私たちのパソコンが今日から新しくなった。デビューだぁ!
「windows 8」の仲間入りをしたらしい。
うれしい。ここまで2か月の道のり。
みなさま、お待たせいたしました。
これであと10年ぐらいは、落ち着いて生活していいらしい。よかったよかった。
しかし、まだ問題は山積みで
プリンターの接続やら何やら、いろいろあるらしい。
S氏の説明、穏やかな口調を聞いていると
まるで仏さまの話を聞いているようだ。
こんな無知な私たちを前に、一度として声を荒げたり
あきれた表情を浮かべたことがない。
ときどき脱力して笑っておられるが、こういう人に私もなりたい、と思う。
ここだけの話だが、これまで中古の箱型パソコンを使っていた私たちは
ポータブルタイプのパソコンに触るのは初めて。
最初の日など、「ふたを開ける」ことすらできなかった。
PCを立ち上げる以前に、文字通り
「ふたを立ち上げる」ことができない。
これには、自分でも、めまいがしそうだった。
「どうやって、ふたを持ち上げるのか」
10分ほどやってみたが、どうやってもふたは上がらない。
「これはどこかにボタンでもついているのではないか」
という結論にいたり、S氏に電話してみると
「ふたを開けるボタン・・・ですか?」
と、静かに数秒、黙ったあと
「開ける指の・・・力が足りないのではないですか?」
まさか。
さっそく両手を使って、力をこめて開けてみる。
「うわっ」
そのとおり。力で開ければよかったのか。
使いこなすまでの道は、遠い。