先日、棚の角に思いきり頭をぶつけ
あまりの痛さに、うずくまっていた。
ぶつけた場所が前頭葉だったので、頭脳労働に障害が起きては大変と
何とか立ち上がり、ふらふらと、冷蔵庫に近寄って行った。
「アイスノンで、冷やすべし!」
冷凍庫の中を引っかき回すが、アイスノンは見当たらない。
まさか、この大事に。
仕方なく、氷を探す。
が、氷も昨日使い切ってしまって、ない。
「冷たければ、何でもいいのでは?」
痛みをこらえながら、冷凍庫にあるものを取り出す。
「肉」「魚」「パン」。
大きく分けて、この3種しか、ない。
「うーん・・・」
やはり、パンであろう。この中から選ぶとしたら。
肉や魚を頭に当てるのは、さすがにちょっと気持ち悪い。
私は「パン」を選び、頭に当てた。
ヒンヤリして気持ちいい。
これで、たんこぶもおさまってくれるかも、と胸をなでおろした。
が、このときになって気づいたが
やはりパンは、頭に当てるために作られているものではない。
アイスノンのように
頭のカーブにあわせ形を変え、密着してはくれないのだ。
「ううう、不便じゃー」
もっと、密着感がほしい。
パンを頭に乗せながら、次回は「パン、肉、魚の三択」に
「アイスノンと氷」を加え、ぜひ五択にしたい、と強く思った。
肉・魚・パンの3択なら、それは「肉」でしょう。
アメリカのテレビドラマや映画では、よく肉で冷やす場面が出てくるので、私は違和感なくできる気がする。
もっとも保冷剤は冷凍庫に常備されておりますが。。。
ほ、ほ、本当ですか!クロ隊長。
三択なら「肉」なのですか、知らなかった。
まったく思ってもみなかったことなので仰天し
あわててべラに聞いたら、3秒くらい考えたあと
「やっぱり・・・肉、かな」
って。うわぁー、世界中そうなんですかね。
この三択、知らなかった・・・
馬肉の湿布は民間療法として昔からあるみたい。
今でもやってる人たちがいるみたい。
世の中、そんなみたい。