サッカーワールドカップが、終了しました。
ブラジルでは、開催前からデモが起き
心配された日本のサポーターの方も多いことでしょう。
スペインには、中南米のニュースは非常によく入ってきます。
開催前から、ブラジルにおけるサッカースタジオ建設にまつわる
「住人の強制立ち退き」ニュースは、かなり知られていました。
スペインでも、オリンピック誘致を呼びかけるスペイン政府に対して
市民がこぶしを突き上げ
「オリンピックどころではない!」
「そんなことにお金を使っている場合じゃないだろう!」
とデモしたことは、記憶に新しいところです。
スペインのレポーターが現地に飛び
ブラジルの貧しい人々が「ワールドカップによって失う暮らし」を
取材していました。
ほったて小屋でも、大切な我が家。
ニワトリが走りまわり
プールに行けない子どもたちが、家の前の川に飛び込んでいる。
貧しいが、小さな幸せが、その表情からうかがえる。
それを、取り上げる、と言う。
サッカーのために。
たった数週間のために?
「サッカーどころでない!」
デモをする何万というブラジル人を
多くのスペイン人は、同じ気持ちで見つめていたと思います。
今回のワールドカップで、印象に残ったことがひとつ、あります。
「アルジェリア代表選手の報奨金の行方」
ご存知でしょうか。
心が洗われるようなニュースだったので、紹介したいと思います。
上位に残ったらもらえるプレゼントとしての「報奨金」。
これをアルジェリア代表のイスラム・スリマニ選手は
全額、「寄付」しました。
「ガザ地区のパレスチナの人たち」に。
理由は
「彼らは、僕たちより必要としているから」
報奨金は、元来そういうもの、と思わせてくれる
イスラム・スリママ選手の「行動」でした。
「賞金を取れる、というのはすばらしいことだな」
と、素直に思いました。
はじめまして。わたしは、マラガに住んで3年になります。1年ほど前に、たまたまモモさんのブログに出会い、以来いつも楽しみに拝見しております。(特に落ち込んでいる時は、大きな勇気を頂いたり、ベラさんの人柄に微笑ましく思ったり。時事問題に関しては『そうだ!そうだ!』とおもったり)。
今回掲載してくださった記事は、非常に心温まるものですね。なので思わずコメントしてしまいました。
わたしの大好きな愛読ブログなので、これからも拝見するのを楽しみにしています。ベラさんにもよろしく!(お会いしたはことないのですが。笑)
シマロンさん、同じマラガに住んでいるんですね!
こちらこそ心温まるコメントをありがとうございました。
またマラガ情報など、ご存知なことがありましたら
ぜひ、教えてください。
ベラにシマロンさんの言葉を伝えましたら、喜んでおりました。
「ありがとう、シマローン!お世話になります。
・・・・で、なに人なの?シマロン」
暑い日が続きますので、お体を大切にしてください。