われらがアンダルシア地方を代表する【かけ声】といえば「¡オーレ!」である。
ひとことで言えば【歓喜の叫び】なのだが、日本人では考えられない頻度で
マラガ人は毎日この歓喜のお叫びお、いつでもどこでもあげている。
日本語で1番近いのが「イエ~イ!」「やったぜ!」あたりであるが
どうしてもひとつ、大きくちがうところがある。
それこそが「オーレ」の真髄でもあるのだが、「オーレ!」はまずそれを言う本人が
太陽のごとく熱く燃えていなければならない。
周りのことなど(基本的には)どうでもよく、
全身、歓びではちきれそうになっている。
当然、顔はガナ(やる気)と恍惚で怪しく輝き、
背筋は闘牛士のごとくシャンと天にむかってのびている。
そしてこれを口にするときの、マラガ人は本当にうれしそう。
見ているこっちまでうれしくなる。
ちなみに、わたしが通っているサルサ教室で、新しいステップができるようになると
みんな自慢げに「¡オーレ!」って言いますね。
感嘆符も疑問符と同じく、文の頭と終わりにつけ、頭の方は「¡」と形がひっくりかえってます。