ビールでもワインでも、グラスをかかげて元気に「サルー!」。
ときどき「チンチン」とも言うので、びっくりしないように。
「ル」にアクセントをおくので「猿」ではなく
「ザル」の要領で発音しましょう。
ちなみに「サルー」のあとに「ポル~」と言うときは
「~に乾杯!」って意味です。スペイン人はこれをつけるのが大好き!
スペイン上陸前に前もっていくつか用意し、しっかり練習しておきましょう。
おすすめは
「ポル ヌエストロ フトゥーロ(わたしたちの未来に)」
「ポル ノソートロス(わたしたちに)」
「ポル ラ パス(平和に) 」
「ポル ラ アミスター(友情に)」
など。ただし、相手の目を見つめてうっとり口にすると
まったく『別の展開』になってしまうので、
練習するとき、目的をはっきりさせてから行ってください。
ちなみに『別の展開』がお望みの方には
「ポル ヌエストロ エンクエントロ(わたしたちの出会いに)」を
おすすめします。
【スペイン語のきまり⑤】
さて、『人称代名詞』に、入っていきましょう。
英語でいう、「I」「you」・・・という、あれですね。
でも、英語より複雑なのです。まったく、なんとかなりませんかねぇ。
★1人称・・・わたしは「ジョ」
★2人称・・・きみは「トゥ」 ←下記参照
★3人称・・・彼は「エル」
彼女は「エジャ」
あなたは「ウステー」←下記参照
「トゥ」は、家族や友達、くだけた間がらで使い、
「ウステー」は、目上の人や仕事上で、使います。
なぜ「ウステー」が、3人称のグループに入っているのか?
どうして、2人称じゃないの?
いい質問ですね。
その疑問には、次回のスペイン語・恐怖!の『動詞の活用』の際に、
お答えしたいと、思います。
『動詞の活用』は、すごいです。
いったい、どうしてこんなことになったのか・・・
私は「サル-!!イ ディネロ!!」って教わりましたが
私以外、それを知らない、、、
マラガだけ?それとも私の周りだけだった??(汗)
とても『現実的な』乾杯の仕方ですが、使いますね。
的確なご指摘、ありがとうございます。
「サルー(健康)・イ(と)・ディネーロ(お金)!」
そのまま、ずばり。
最近のスペイン人はよく
「サルー・イ・トラバホ(仕事)!」
って、ため息つきながら言ってます。
ま、これさえあれば、なんとか生きていけますからね。
さて、発音ですが
『ディネーロ』は『ネ』にアクセントをおき、
「いねーよ!」の要領で。
『トラバホ』は『バ』に軽くアクセントをおくので、
「そりゃ、虎だが~(尾張)、虎だら~(三河)」の感じで
「トラバホ」って、言ってみてください。
「しょうがないけど仕事する」って感じが、でます。