思えば毎日、何十回とくりかえす言葉だな~。
英語の「yes」「no」にあたり、「ノー」の発音は同じ。
「シィ」は「123しぃー」の「しぃー」でOK。
1回で十分なのだが「シィーシィーシィー」とか「ノーノーノー」とか
「あ~はいはいはい」「いやぁ、だめだめ~」見たいな感じで使うことが多い。
このバリエーションで「¿シィ オ ノー?」というのがありますが
これは「yes or no?」つまり「いいの?だめなの?どっちなの?」の意。
いつでも意思をはっきりさせるマラガ人、しょっちゅう会話の最後につけて
使ってます。
「映画見たい?」「シィ オ ノー?」
「お茶のむ?」「シィ オ ノー?」
「シィ・オ・ノー」と区切らず、1語のように発音するので
「塩野さん」を呼びすてにした「しおの!」でokです。
【スペイン語のきまり⑥】
いよいよ、スペイン語の真髄『動詞の活用』に、来てしまいました。
ああ~っ・・・・ほんとにやる?みんな、だいじょうぶかなぁ。
だって、すごいんだもん。変わり方が。
まっ、怖いもの見たさ、ってのもありますから、進んでみましょう。
まず、『動詞』はすべて、『人称』によって、変化します。
これはどういうことかと言うと、まずわたしたちの
日本語と比べてみましょう。
①わたしは「食べる」。
②あなたは「食べる」。
③彼・彼女は「食べる」。
④わたしたちは「食べる」。
⑤あなたたちは「食べる」。
⑥彼ら・彼女らは「食べる」。
すばらしいっ!
何が?と、みなさんはお思いでしょう。が、スペイン語の活用を知れば
「何が、そんなにすばらしいのか」が、よ~くわかっていただけるでしょう。
日本語は上記の例文ごとく、『人称』による『動詞』の変化がありません。
主語が誰でも、動詞は「食べる」。
ところがスペイン語は『誰が食べるのか』によって、
いちいち『動詞』の形を、変えなくてはなりません。
上記の例文で「食べる」のところは、それぞれスペイン語では
①コモ②コメス③コメ④コメモス⑤コメイス⑥コメン
と、変わります。
つまり『1つの動詞』に『6つの形』が、あるのです。
この6つをおぼえて、はじめて「動詞1つあんき」と、なる。
そして、いいですか。もっと恐ろしいことを言うと、
「食べる」は『現在形』ですが、
これが「食べた(過去形)」
「食べるだろう(未来形)」
「食べろ(命令形)」、などになると・・・・
ぞっと、しますねぇ。
そう、主語にあわせてそれぞれ、6つずつあるんです。
つまり、『1つの動詞』に対するバリエーションが、何十とある・・・・
いったい、どうしてこんなことに、してしまったのか。
次回は、気をとりなおして、
すっきり明快な『疑問詞』にいってみようと思います。