「キサス キサス キサス」という歌がありますが
あれは「たぶん、たぶん、たぶん」の意味だったのですね。
だいたいあの曲の歌詞は
「君に何をたずねても、答えはいつもキサスキサスキサス」って
切ない男ごころを歌ったものなのだ。こういう歌を「ボレロ」といいますが
スペイン人は大のボレロ好き。
だいたいみんな数曲レパートリーをもっていていつでもどこでも歌ってます。
ちなみにわたしたちがよく弾く「ベサメ ムーチョ」もボレロ。
弾いているとよく、お客さんが歌いだしたり踊りだしたりします。
アクセントは「サ」におき、「います!」の要領で、歌ってみましょう。
「います、います、います♪」うーっ! 完璧ですね。
【スペイン語のきまり⑨】
今日は、スペイン語で『世界の国々』をなんと言うのか、
勉強していきたいと思います。
★まずは、われらが日本。「ハポン」。
「ポ」にアクセントをおき、「日本(にほん)」の要領で「ポンッ!」と
勢いよく言いきります。
日本人は「ハポネス」「ハポネサ」「ハポネセス」「ハポネサス」の4つ。
順に、男性単数、女性単数、男性複数、女性複数と、
明確に指示します。
★そしてスペインは「エスパーニャ」。スペイン人は、順に
「エスパニョール」「エスパニョーラ」「エスパニョーレス」「エスパニョーラス」
と、かわります。
★そのほかの国は
「フランシア」フランス、「アレマニア」ドイツ、「グレシア」ギリシャ、
「イングラテーラ」イギリス、「マルエコス」モロッコ、
「メヒコ」メキシコ、「エスタド・ウニードス」アメリカ・・・などなど
国名を、どうして『世界共通』にしないのか、といつも思います。
その国の人たちが呼んでいる『自国の呼び方』が、正しいんじゃないの?
「日本はジャパンじゃなく、にほん」
「スペインは、エスパーニャ」
一度「フィンランド」に行って、びっくりしましたが、
彼らは自分たちの国のこと、「スオミ」って、呼んでましたよ。
流氷と、雪と湖に包まれた、北の果ての国。
そういう名の大地なんだなぁ~、と感激して以来、
わたしも「スオミ」って、呼んでます。