家具を移動するとき、踊り始めるとき、力をあわせるとき・・・
日本語とおなじく「1,2,3」と声をかけあいます。
ちなみに数字の読み方は、
クアトロ(4)、シンコ(5)、セイス(6)、シエテ(7)、
オチョ(8)、ヌエベ(9)、ディエス(10)、セロ(0)。
わたしの通っているサルサ教室でも、カウントはすべてこれです。
もちろんピアノ教室のレッスン、リハーサルなど思えば一日中使っていますね。
スペインに来た最初の頃は、こう言われても電話番号を書きとることができませんでした。
みなさんは、「1,2,3」から始め、少しずつ日常生活に取りいれていきましょう。
ちなみに発音とアクセントは次のとおり。
1、「うん、わかった」の「うん」
2、「ドスドス歩く」の「ドス」
3、「レ」を強く「トレス」
4、「鍬・トロ」で「クアトロ」
5、「インコ」の要領で「シンコ」
6、「国を制す!」の「セイス」
7、「~し得て」の「シエテ」
8、「都庁」のTを取って「オチョ」
9、「エ」を強く「ヌエベ」
10、「イエス」の要領で「ディエス」
なんか、不思議な言語に思えてきました。
【スペイン語のきまり⑪】
今日は『文字と発音』について、勉強しましょう。
★スペイン語のアルファベットは29文字。英語とおなじ「ABC・・・」です。
ちがうのは「CH」「LL」「Ñ」の3文字。
基本的に『ローマ字読み』でOKです。
「CASA」カサ(家)
「TOMATE」トマテ(トマト)
「MAR」マル(海)
「VACA」バカ(牛)
「COCHE」コチェ(車)・・・・
★特筆すべきは、次の発音でしょう。
「R」・・・・「ら行」でいいですが、問題はスペイン語の特徴である『巻き舌』で、
ものすごい勢いで「ゥララァ~」と発音することです。
いったい、どんなものか想像できない人は、
エンジンをかけるときの「ブルルルッ」と、
「おんどりゃぁ~!」をまぜた感じ、でどうでしょうか。
「H」・・・・書かれていても、発音しません。
スペイン語の基本的なあいさつである「オラ」。
実は「HOLA」と書きます。「H」をぬいて発音すればOK。
「K」・・・・基本的にスペイン語では、使いません。
「K」が使われる言葉は外来語と思っていいでしょう。
ではどうやって「カ行」を発音するのか。
「C」および「Q」を使います。
「LL」・・・「ジャ・ジュ・ジョ」の音になります。
セビリアは「SEVILLA」と書き、セビージャと読む。
パエリアは「PAELLA」と書き、パエジャと読む。
「Ñ」・・・・これは前に、勉強しましたね。
さあ、そろそろスペイン行きの準備を、始めましょう。
次回から、いよいよ『動詞一覧』『形容詞一覧』『名詞一覧』を
始めていきたいと思います。がんばって~!